【要注意】共同集合寮と借上寮の違いって何?新卒生活に大きく関わる寮制度について解説

入寮

 就活生の方はどんな軸で会社を選ぼうか考えているのではないでしょうか。平均年収で志望企業を考えている方も多いと思います。実は収入面だと平均年収以上に軸にするべき要素があります。それは住宅に関する福利厚生です。特に福利厚生として家賃補助と寮が比較されていますが、寮には借上げ寮と共同寮が存在することはご存知でしょうか。

 特に若手のうちは給料に差がつきにくいため、平均年収よりも福利厚生面に着目した方が待遇の良い会社に入ることができます。私は新卒の1年間を家賃+水道光熱費で約1万円の共同独身寮で過ごしました。共同独身寮について、以下の記事でも紹介しています。

 この記事では共同独身寮と借上寮の違いについて解説します。就活中の方や寮制度がある会社に内々定を頂いた方、入寮するか迷っている方は是非参考にしてみてください。

福利厚生の効果は絶大

共同寮と借上げ寮の違い

 借上寮とは、賃貸物件を企業が借り上げて寮として従業員に貸し出す制度のことです。自分の会社の社員が多く住んでいる点以外は賃貸と同じです。自分で場所を選べないというデメリットはありますが、共同寮のデメリットを感じることなく生活することができます。以下に示す通り、青が濃いほどメリットが強く、赤いほどデメリットが強いです。

費用

 どちらも極めて少ない費用で済むことができますが、僅差で共同寮に軍配が上がります。共同寮では水道光熱費が一律であることが多いですが、借上げ寮では使用分がそのままかかるため、若干借上げの方が負担が多いです。平均して1万円ほど借上げの方が負担が多いイメージです。集合寮は水道光熱日が一律な分、共同使用になりますが、どんなに電気や水道を使っても一律なのは大きいです。

会社との距離

 会社への近さは共同寮と借上げ寮で差があるわけではないと思いますが、都心にオフィスがある方は片道1時間ほどかかる場所に寮がある可能性が高いです。徒歩圏内に寮がある方はかなり恵まれています。

プライベートの自由度

 会社によって状況が変わる要素だと思いますが、借上げ寮に軍配が上がります。共同寮に関しては会社風土に左右されることが多く、ウェットな会社では寮イベントが頻繁に開催されている会社も多いです。私の会社は皆無でしたが、イベントに誘われやすい状況なため、プライベートの自由度は集合寮の方が低いです。

 一方借上げ寮では賃貸と同様の生活を賃貸よりも格安で送ることができるため、共同寮よりも自由度は高いです。

物件の選択肢

 共同寮、借上げ寮ともに物件の選択肢は少なく、会社に決められてしまう可能性が高いです。共同寮よりは借上げ寮の方が選択肢が多い傾向にありますが、結局のところ運要素が強いです。自分の好きな場所に住みたいという方は家賃補助がある会社を狙うのが良いでしょう。

共同 VS 借上げ どちらが良いかは何を重視するかで決まる

 共同にも借上げにもメリットやデメリットがあり、何を優先するのかで適する福利厚生が決まります。少しでも固定費を抑えたく、寮での人間関係を充実させたい方は共同独身寮、固定費をある程度抑えつつプライベートの時間を重視したい方は借上げ寮が向いています。

まとめ

・共同寮・借上げ寮のそれぞれメリットデメリットが存在する

・どちらが良いかは本人が何を重視するかで決まる

 いかがでしょうか。この記事では共同独身寮と借上寮の違い、メリットとデメリットについて解説しました。家賃に大幅に聞いてくるため、会社選びの際には是非住宅関係の福利厚生に着目して余裕のある充実した社会人生活を迎えましょう!

それでは!!

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